イタリア 世界遺産 Cinque Terre (チンクェ・テッレ)に迫る!

2023年8月22日

断崖絶壁にカラフルな建物が並んでいるイタリアのビーチ、ご存知の方多いと思います。

今回は8月の頭に、急遽チンクェ・テッレに行ってきました。その時の写真と交えて情報を残しておきます。

世界遺産のチンクエ テッレとは?

チンクエ・テッレは、地中海(リグリア海)に面していて、イタリア語で「5つの土地」という意味だそうで、”5 Terre” と表記されることも多いです。確かに、電車のチケットを買う際や駅で、よくこの表記を見かけました。

急な斜面やカラフルな建物が並ぶ美しい街並みは、1997年に世界遺産に登録されました。

イタリアのどのあたり?

地図で見るとわかりやすいかと思います。

長靴のようなイタリアの地図の、ちょうど膝の上ら辺ですね。(笑)

5つの土地はどこのこと?

モンテロッソ・アル・マーレ (Monterosso al Mare) – 西北端
ヴェルナッツァ (Vernazza)
コルニリア (Corniglia)
マナローラ (Manarola)
リオマッジョーレ (Riomaggiore) – 東南端

上記5つの集落を合わせて、Cinque Terre (チンクェ・テッレ)と呼びます。

この地図でいう右下になります。

この地図の中で、日本人に馴染みのある観光地ですと、

オレンジの線が引いてあるポルトフィノ(Portofino)やジェノヴァ(Genoa)でしょうか。

どこを拠点に宿泊する?

今回、私たちはLa Spezia (ラ・スペツィア)を拠点にして、毎日好きな集落に行っていました。

もちろん各集落にも、Airbnbやホテル、レストランからスーパーまで揃っていますので、毎日東から西へ、またはその逆で宿泊しても面白そうです。

また、La Spezia (ラ・スペツィア)からそれぞれのエリアまで電車で10分〜20分で行けるという点から、La Spezia (ラ・スペツィア)を拠点に動きました。

費用はいくら必要?

私たちが宿泊した時期は、サマーホリデー真っ只中。

その為、ホテルやAirbnbも限られており費用も落ち着いてる時期より高いと思われます。

宿泊費

8月前半のホテル代は、安いところで1泊€100弱です。

ホテルといっても、海外の一般的なホテルというか、ベッドとシャワーとトイレがあるくらいの部屋です。

高級ホテルは、1泊 €500してました。

電車代

電車はLa Spezia (ラ・スペツィア)からですと、5Terra自由に行き放題の1日券というものが発売されています。

1日券で€18.5だったと思います。

電車は購入した会社の電車しか乗れませんが、1時間に3本は走っているので、心配はしないで問題ないでしょう。*ただ、8月初頭は毎回電車も満員電車。そして風が強い日や雨の日だと、電車がキャンセルになったり1時間に1本来るか来ないかの時がありました。

片道で€6~6.5するので、2ヶ所行くだけで元は取れます。また、毎回チケットを購入しないで済むのも時間の節約になります。

そして、稀に片道チケットでも、乗る人が多い場合は、乗りたい時間のチケットが売り切れと出ることがあります。(私たちも1度ありました。その為1時間後のチケットを買って帰る羽目に)

1日券を持っていると、何時でも乗っていいので、私のようなことはなさそうです。

電車は購入した会社の電車しか乗れませんが、1時間に3本は走っているので、心配はしないで問題ないでしょう。

レストランやカフェ他

ロンドンからイタリアに行ったので、比較的安いなと思います。

昼のパスタは€15~18くらいがメイン。

ワインも€5~8くらいで、バケーションエリアでもイギリスよりは安いというのが印象的でした。

また、イタリアンジェラートは観光地でも1 scoopなんと€2~€2.5!! 感動する安さ!

もう、ロンドンが高すぎるので、毎日食べていました。

5 Terraを一気にチェック

各集落を写真付きで簡単にご紹介いたします。

詳しい写真と情報は、それぞれ別の記事でご紹介します。(とんでもなく長くなってしまうので)

モンテロッソ・アル・マーレ (Monterosso al Mare)

 La Spezia (ラ・スペツィア)からフェリーで、モンテロッソに到着。フェリーで1時間半くらいだったかな?

電車だと30分以内で到着するので、時間がない方は電車をおすすめします。

モンテロッソは、5Terraの中で一番大きい集落。

レストランやお土産物店、ホテルなどが多いことから、観光客が最も集まる場所でもあります。

もちろん、ホリデーシーズンになると、本当にすごい人!

この日は波が荒く、海は少し濁っているようにも見えますが、それでもくっきりと見える2つのブルーの海!

泳いでいる人は多くはありませんでしたが、人が本当に一番多い場所でした。

ヴェルナッツァ (Vernazza)

上からヴェルナッツァを眺めた写真。

とっても素敵ですよね!

こじんまりとしたヴェルナッツァは、レストランやカフェ、ジェラートショップ、宿泊する場所もある程度あり、私は個人的にここが好きです。

私たちはヴェルナッツァから歩いてコルニリアに行くことにしました。

チンクエ テッレ 国立公園があり、山を登っていくことができます。

※ちなみに、5Terra 1日電車券を購入すると、この国立公園に入るチケット代は無料となります。

各エリアの登山入り口付近に、必ずこのような小屋があります。

ここで、チケットを購入するか、先ほどお伝えした1日券を見せるだけ。

道の途中にこのようなマークがちゃんとありますし、多くの人が登山をしているので迷子になることはないでしょう。

簡単に見えた登山も、

結構ヒーヒー言いながら1時間30分かけてコルニリアに向かいました。

山の一番高い位置の付近には、休憩所もあります。

ここで飲んだフレッシュなスイカのフローズンは、本当に甘くて美味しかった!

疲れが一気に吹き飛んだ感じがしました。

あとは、降ってコルニリアに向かいだけ・・・

と思いましたが、降って登ってを繰り返します。

コルニリア (Corniglia)

実は、ここに到着してすぐ駅に向かうバスが来てしまったので、あまり滞在せず帰ってしまいました。

5 Terraの中で唯一海岸に面していなく、駅からも遠いんです。

なので、集落からはバスに乗って駅まで向かいます。(歩いていくことも可能ですが、結構な距離です)

ここでも、先ほどの1日券を見せると乗れます。


マナローラ (Manarola)

コルニリアの次に小さな村がマナローラですが、個人的に泳ぐならここがいいなと思いました。

なので、早速泳いでみました。

海は透き通って、またダイブ出来るような岩があちらこちらのあるので、みんな観光客が見ている中でダイブしまくっていました。

ここはワインの博物館が有名のようでしたら、泳ぐのが楽しくてつい行きそびれてしまいました。

レストランやお店は数少なめですが、のんびり休暇を楽しみたい人には、ここマナローラがおすすめです。

リオマッジョーレ (Riomaggiore)

ラ・スペツィアから一番最初に到着する集落。

残念ながら、ここは友人のおすすめで特に行きませんでした。写真を見るととても素敵な場所なので、行ってみる価値はあると思います!

子供連れでワイワイ泳ぐのが好きな方には、モンテロッソ。

友人たちと泳いだり食べたり飲んだり、海岸沿いを楽しみたい方は、ヴェルナッツァ。

出来るだけこじんまりとした静かな休暇をしたい方には、マナローラという印象でした。

参考になれば幸いです!

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