久しぶりの投稿になったのですが、ようやくバタバタの日常から離れて落ち着いてきました。少しずつこの1年にあったことを記事にしていきます。
さて、今日は現在私がドイツのベルリンから、イギリスの結婚ビザ(Spouse Visa)を申請している過程及び、どんな準備をしたのかをメモっておきます。
人によってパターンが異なるので、申請をする書類も異なります。また私は日本から申請したのではなく、ドイツから申請しているので、また申請方法や費用も多少異なると思います。あくまでも参考になる方がいたらと思いメモしておきますので、ご自身のぱたーんにあった書類を準備する必要があるということは、覚えておいてくださいね。
私は何を準備した?
結局私はある程度、他の方のブログやgov.ukをチェックしました。その結果、私が準備したものは下記の通りです。
- The language test certificate for me to prove the level of English language required
- Proof of marriage or civil partnership certificates
- Copy of the bio data page of the passport or travel document for my husband from British Citizen
- One proof of British citizenship for my husband (such as a passport or UK citizenship certificate)
- The passport or travel document for me from my country
- Evidence that you have permission to be in the country you are applying from Germany
- Appendix 2 VAF4A
- IHS Confirmation Email and Receipt for paid visa fee
- Sponsor Letter (from husband)
- Cover Letter (from me)
- Proof of Relationship
- PROOF OF EMPLOYMENT AND FINANCES
- PROOF OF ACCOMMODATION
全部で60ページ位まで膨らみました。。。これは私だけか、それともみなさんこんな感じで枚数が増えるのかはわかりませんが・・・
1つ1つざっと説明していきます。
1. The language test certificate for me to prove the level of English language required / 求められる英語力を証明するための語学試験証明書
申請書類:試験合格証明書のコピー x 1枚
英語の知識を証明するには、学歴やテストを受けることができます。
私はドイツでA1のテストを受けました。費用は€185 (※30分位のテストで結果は3日〜5日以内にでます。)
合格通知がきた証明書をコピーして提出します。
・学術資格
英語で授業や研究を行った学位や学歴があれば、英語の知識を証明することができます。
英国の大学やカレッジで取得した資格の場合は、学位証明書のみが必要となります。
・認定された英語テストを受ける
承認された英語テストに合格することで、英語の知識を証明することができます。
初回のビザ申請時には、欧州言語共通参照枠(CEFR)のレベルA1以上に合格している必要があります。より高いレベルのテストを受けることもできます。
B1レベル以上に合格した場合、5年後の定住申請の際に、そのテストが認可された英語テストのリストに残っていれば、そのテストが認められます。
私は現在ドイツに滞在しており、コロナの関係で一部のテストが受けられませんでした。調べた結果、LanguageCertにて受けることができました。
いち早く試験を受けたかったので、一番早い日程のもの(3日後)のものを予約。レベルはA1かB1でいいのですが、万が一B1が不合格の場合、再度試験する時間がないので、A1に。とっても簡単でした。
30分位のテストで結果は3日〜5日以内にでます。
費用は€185
2. Proof of marriage or civil partnership certificates / 結婚証明書またはシビルパートナーシップ証明書
申請書類:
・結婚証明書のカラーコピー x 1枚 (偽りのものではないという、他の人のサイン付き)
・結婚の証明として、結婚予約時に支払った領収書のコピー x 1枚
・お祝いのカードとプレゼントの写真 x 1枚
・結婚式の時の写真複数をまとめたものコピー x 1枚
私たちはこのビザを申請する1ヶ月前にデンマークで結婚をしましたので、その際にもらった結婚証明書にアポスティール Apostilleというのをもらったものを、カラーコピーして申請しました。
本物の結婚証明書は返ってくるのかわからなかった為、カラーコピーをし、知り合いの先生に本物ですという署名をしてもらいました。
そのほか、結婚したという証明として、結婚式を予約した際に支払った領収書や、友人や家族からもらったプレゼントやカードをまとめたものを1枚、結婚式の写真をいくつかまとめたものを1枚にまとめて提出しています。
3. Copy of the bio data page of the passport or travel document for my husband from British Citizen / 英国籍の旦那のパスポートまたは渡航書類のバイオデータページのコピー
そして、
4. One proof of British citizenship for my husband (such as a passport or UK citizenship certificate) / 旦那の英国市民権を証明するもの1点(パスポートや英国市民権証明書など)
・旦那のパスポートをカラーコピー x 1枚 (偽りのものではないという、他の人のサイン付き)
3と4は申請すべき書類として記載されていたので準備しましたが、違いがわからず、私は旦那さんのパスポート(旦那がドイツにきた時にカラーコピーしておいたもの)を、知り合いに本物だというサインをしてもらい提出しています。
5. The passport or travel document for me from Korea, South (Republic of Korea) / 大韓民国からの私のパスポートまたは旅行書類
・私のパスポートのカラーコピー x 1枚
これはBioセンターに持っていきその場でコピーしてもらいました。私は国籍は韓国なので、韓国のパスポートを提出。
6. Evidence that you have permission to be in the country you are applying from Germany / 申請する国に滞在する許可を得ていることを証明する書類
・ドイツのビザのページのカラーコピー x 1枚
・ドイツで住民登録している書類 x 1枚
※どちらも全ドイツ語になっているので、ドイツ語から英語へ翻訳してもらいました。
翻訳2ページで€83.4
ベルリンでドイツ語から英語の翻訳をご希望の方はこちらがおすすめです。
https://www.zaenker.de/?id=/?&lang=en
枚数が少ない場合は1日でやってくれます。ただし、私の場合、とても重要なビザの年度が間違っており、ビザオフィスに提出する前にわかったので、その場で直してもらいましたが、念の為ご自身で必ず書類はチェックすることをお勧めいたします。
7. Appendix 2 VAF4A
・サイトから印刷し、必要な部分に記載 x 7枚
https://www.gov.uk/government/publications/application-for-uk-visa-for-family-settlement-form-vaf4a
上記から書類を印刷できます。
8. IHS Confirmation Email and Receipt for paid visa fee / IHSの確認メールと支払われたビザ料金の領収書
・IHS 支払った際のconfirmation email コピー x 1枚
・Visaを支払った際の領収書コピー 1枚
・Bio centerを予約した際に支払った領収書コピー x 1枚
支払いをしたらメールアドレスに届く領収書などを印刷し提出します。
9. Sponsor Letter / スポンサーレター
・旦那さんからのサイン入りレター x 1枚
内容は、二人の出会いからなぜイギリスに妻を呼び寄せたいかなどを簡単に書いた手紙です。旦那さんの方が書いています。
10. Cover Letter / カバーレター
・私が書類の内容を簡単に説明した内容を書いたレター x 1枚
・外国人登録証のカラーコピー x 1枚 (本物だという他の人のサイン入り)
これは正しいのかはわかりませんが、私の方からは自分で説明したい内容を1枚にまとめて書いています。特に私の場合は、パスポートが韓国ですが生まれや情報は全て日本、そして現在ドイツに滞在しているということで、自分の情報を説明しておいた方が、相手もわかりやすいかと思い、提出しています。
また外国人登録証は、どうしても自宅の住所などが日本なのに対し、パスポートが韓国なので、日本政府が発行しているIDを提出する方がわかりやすいかと思い、私は提出しています。
11. Proof of Relationship / 関係性の証明
・WhatsApp message (picked 4~5days message) x 3枚
・Travel Activities x 2枚
・Our photos x 3枚
・メールでのやりとり x 2枚
私は他の人よりももしかしたら提出している情報が少ないかもしれませんが・・・
メッセンジャーでの情報は、あまりにも毎日やりとりをしているので、重要な時期(結婚に日程を決めるやりとりや、クリスマスに家族にプレゼントするものを買うリストなどのやりとり等)にやりとりをしているものをパソコン上でログインし、1枚にできるだけ内容をまとめて見ました。3枚提出。
旅行に一緒に行った時の、チケット予約やホテル予約で一緒に名前が載っているものを探して2枚提出。
私たちは約9年間の交際期間があったので、写真は溢れるようにありますし、しっかりと整理できていたので写真については問題なく、またできるだけ家族やイベントで二人だけでなく、友人や家族が一緒にいる写真をピックアップしました。
メールでのやりとりは、WhatsApp messageの昔のやりとりが探せなかったのですが、メールで8年前のやりとりがあったので、それを提出。
本来は、一緒に住んだことがあったり、一緒に使用する口座や貯金があればいいのですが、旅行も別々で予約したり、一緒に住んだこともないので、上記のような情報しかありませんでした。
12. PROOF OF EMPLOYMENT AND FINANCES / 在職証明書、ファイナンス
・A Letter from Employer x 1枚
・Payslips (for 6months) x 2枚
・eP60 x 1枚
・Bank Statements x 1枚
全て旦那さんの情報です。私の収入は微々たるものなので、提出しない方がいいかなと思い出していません。もし提出しろと言われたら提出する予定です。
旦那の会社からいつから、どのポジションで年にいくら収入をもらっているか、サイン入りで手紙を出してもらいました。会社に言えば全てわかっていました。
Payslipsも提出する月の前から6ヶ月分で遡り、旦那にもらった情報を2枚にまとめました。
eP60もすぐ旦那が分かったようで、これも印刷。
念の為、給料が支払われている銀行口座の入金部分を6ヶ月分をまとめて1枚に提出。
12. PROOF OF ACCOMMODATION / 住む場所の証明書
・Tenancy Agreement x 6枚
・House photo x 1枚
・Council Tax Bill x 1枚
・internet contract x 1枚
一緒に住む場所は既に契約し、現在は旦那がひとりで住んでいるので、旦那の名前で契約している契約書の重要な部分だけを印刷しました。(契約書が全部で20P位あったので)
現在の自宅の各部屋の写真を1枚にまとめました。
現在は1人で住んでいるので割引されているカウンシルタックスの支払い証明できるものを1枚
ネットや水道などの契約で旦那の名前が掲載されているものをピックアップしました。
もし一緒に契約されているなら、それが一番いいのですが、旦那一人で契約なので旦那だけの名前が載っているものしか提出ができませんでした。
全ての資料を、このような形でまとめて提出しました。
Spouse Visaの為に支払った費用は?
さて、まさかこんなに支払うとは・・・と思いながら、時間もなかったので、できるものならお金で解決したい!という私が支払った費用はこちら。
翻訳2ページ€83.4 (ドイツ語から英語)
English exam €185
Visa fee and priority € 2,550 ※当時のレートで£から変換
Insulance fee € 2,277.25 ※当時のレートで£から変換
German office User Pays Fee €66.91
German office booking special time fee(TLS Contact) €120
Scan fee €120
現在、英国外で申請する場合の配偶者ビザの費用は1,523ポンドで、これによりビザ保持者は通常33ヶ月間、配偶者/パートナーと一緒に英国に住むことができます。英国内で配偶者ビザの延長を申請する場合の費用は、現在のところ1,033ポンドです。
移民健康付加料金は1872ポンド、プライオリティサービスは573ポンドです。
無駄な費用はたくさん払ってます。
そもそも、German officeで時間外でもないのに、全ての時間帯は費用がかかる設定になっており、さらにそのほとんどの時間にサポートを使用しないといけないようになっています。そのため、私はscanも現地でやってもらいました。
また、ドイツのビザが1ヶ月後に切れてしまうため、無常剣でプライオリティー申請。ドイツからの申請なので、全体的にビザ費用とNHS費用が高いです。
英語のテストに翻訳も使用したため、全部で€5402 (本日のレートだと、日本円で約 71万位… 笑)
私は使いすぎですが、これ以下に全然抑えられるので、時間に余裕があったり既にイギリス滞在されてる方がビザ申請する場合などは、全然もっと安いです。さらにコロナでドイツのBio Officeが全有料になっていたのも、それだけで日本円で3万以上の出費。
クレジットカードで支払いするので、それまでに現在ドイツで滞在しているお家のデポジットが結構戻ってくるのと、あとは旦那に出してもらって今回はなんとかなりそう。
2年半後にまたビザ申請かと思うと、せっせと貯金しておくしかないですね。
イギリスに既に滞在している友人もよく言っていますが、ビザ貧乏だって。ドイツはフリーランスビザ3年で私は€56位しか支払ってないので、もう全然違いますよね。
とは言っても、ドイツでは毎月保険を支払っているので、2年半分を計算すると、イギリスの今回のビザの方が安いかな?!と思って自分を慰めています。
ま、ビザの種類も違うし単純比較はできませんが。