Verona(ヴェローナ)と聞いて思い浮かぶのは、やはりロミオとジュリエットではないでしょうか。ミラノから電車で1時間15分程度で行けてしまうロマンチックな街、ヴェローナをチェックしてみましょう。
ヴェローナは北イタリアのヴェネト州にある都市で、蛇行するアディジェ川の間に中世の旧市街が広がっています。街は本当に美しく、アディジェ川に架かる赤レンガで造られたスカリジェロ橋は、美しいヴェローナの象徴のよう。
ヴェローナを代表すると言えば、やはりシェイクスピアの “ロミオとジュリエット “の舞台として有名ですよね。ジュリエットの家のバルコニー、通称カーザ・ディ・ジュリエッタ。この中庭を見下ろす小さなバルコニーのある14世紀の邸宅は、”ジュリエットの家 “と言われているんです。
ジュリエットの家は、ヴェローナで最も観光客が訪れる場所のひとつであると言われています。右の写真の肖像の胸を手で触ると両思いになるとか。多くの観光客が写真を撮るために並んでいました。
左の小さなバルコニーがジュリエットの家と言われており、建物の中に入るのは入場料がかかります。ハウスミュージアムへの入場は、www.museiverona.comにて、事前に入場券(大人・小人)を予約購入された方のみとなります。
また、館内にあるカプレティ・ホールでは、結婚式を挙げることもできるんだとか。予約は、指定された時間に指定された部屋のみ。ホールへのアクセスルートは、イベントや催し物の都合により、直前に変更されることがありとのことでした。
またヴェローナには、ヴェローナ・アレーナと言う、1世紀のローマ時代に建てられた巨大な円形闘技場があります。広場に目立つように建てられているので、見つけやすいと思います。現在はコンサートや大規模なオペラ公演が行われている。
7月末から8月頭にかけて行きましたが、気温は30度行くか行かないか、ほとんどの日が晴れていてとても過ごしやすかったのを覚えています。
また、イギリスには一般家庭のお家やバス、電車にクーラーがついていることが少ないのですが、やはりイタリアの夏は暑いからか、どこにいても涼しい環境を提供してくれて助かりました。
何よりも人々は本当に親切で優しいんです。多くのイタリアの都市に行きましたが、個人的な印象にはなりますが、ベローナが一番印象が良かったことが多いです。このジェラートショップでもお世話になったり、バスの運転手にも助けていただいたり、気さくで優しく、丁寧な印象を受けたヴェローナの人々に、感謝の気持ちでいっぱいです。