魅惑と現実の交差点、ライプツィヒへ
「ベルリンよりも自由で、アーティストにやさしい街」と呼ばれてきたドイツ・ライプツィヒ。
安い家賃、広いアトリエ、工場跡地に生まれたアートコミュニティ…。
かつて若き創造者たちがこぞって移り住んだこの街に、今何が起きているのでしょうか?
ライプツィヒの基本情報と歴史

- 場所:ドイツ東部、ザクセン州。ベルリンから電車で約1時間15分。
- 人口:約62万人(2025年時点)
- 歴史的背景:
- 中世から商業都市として発展し、旧東ドイツ時代は産業都市。
- 1989年の平和革命(モントagsデモ)が始まった地としても有名。
東ドイツ時代の影響も色濃く残るこの街は、再生と変化の象徴とも言えます。
創造都市と呼ばれた理由
ライプツィヒが“クリエイティブの街”と称されるようになったのは2000年代後半から。
- 廃工場跡をアートスペースに再生した「スピネライ(Spinnerei)」
- ベルリンから移住してきた若手アーティストたちが形成した新ライプツィヒ派
- 住宅価格と生活費が安く、広い空間を自由に使える環境
ベルリンの家賃高騰に追いやられたアーティストたちの“避難先”として人気を集め、一時期は「次のベルリン」とまで呼ばれていました。
ライプツィヒの今:まだ「安くて自由」なのか?
2020年代前半までは「住みやすくておしゃれな穴場都市」として人気でしたが、現在は徐々に変化が…。
- 人口は年々増加中(2025年には過去最高)
- 再開発ラッシュにより、中心部や人気エリアの家賃が上昇
- 若者だけでなく、企業・IT系スタートアップも進出
それでも、ベルリンやミュンヘンに比べれば、生活コストは比較的安価。特に若いファミリー層やフリーランスにとっては、今も魅力的な街です。
見どころスポット
◾ Spinnerei(シュピネライ)
旧紡績工場をアート複合施設へ再生。ギャラリー、カフェ、スタジオが集まり、週末はイベントも。
🗺 [Spinnereistraße 7, 04179 Leipzig]
◾ モントagsデモ記念碑・聖ニコライ教会
東ドイツの民主化運動が始まった歴史的場所。政治と市民運動の現場を肌で感じられます。
🗺 Nikolaikirchhof 3, 04109 Leipzig
◾ バッハ博物館
音楽の都でもあるライプツィヒ。バッハゆかりの博物館では貴重な資料や演奏が楽しめます。
🗺 Thomaskirchhof 15/16, 04109 Leipzig
ライプツィヒで味わうグルメ
◾ Kaffeehaus Riquet(カフェハウス・リケ)
象の装飾がかわいい伝統あるカフェ。ケーキとコーヒーでクラシカルなひと時を。
🗺 Schuhmachergäßchen 1, 04109 Leipzig
◾ Uptown Coffee Bar
現地のアーティストや学生に人気のカフェ。ゆったりくつろげるテラス席もおすすめ。
🗺 Zschochersche Str. 79, 04229 Leipzig
◾ Max Enk
地元食材を使った創作ドイツ料理が楽しめるおしゃれレストラン。
🗺 Klostergasse 3-5, 04109 Leipzig
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かつてアーティストの楽園として名を馳せたライプツィヒ。
今もその面影はしっかりと残りつつ、街は着実に「次の時代」に向かって変化しています。
芸術・歴史・再生。
その3つが交差する街を、ぜひあなたの足で歩いて感じてみてください。