ロンドンから飛行機で約2時間。フィレンツェは「ルネサンスのゆりかご」と呼ばれ、街そのものが美術館のような美しさを誇ります。石畳の小道、芸術作品のような建築、美食の数々。歩くだけで歴史を肌で感じられる特別な場所です。

フィレンツェの基本情報
フィレンツェはトスカーナ州の州都で人口は約37万人。かつてメディチ家が君臨した時代には、ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ボッティチェリといった芸術家が集まり、世界を変える芸術と思想が生まれました。
2025年も依然として世界中から観光客が訪れる人気都市で、観光と文化の両面でヨーロッパ屈指の存在感を放っています。
見逃せない場所
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオモ)
フィレンツェの象徴といえる大聖堂。ブルネレスキによる巨大な赤いクーポラは、ルネサンス建築の傑作です。内部にはジョルジョ・ヴァザーリのフレスコ画「最後の審判」が広がり、圧倒的なスケール感を体験できます。ドームの頂上まで登れば、街並みとアルノ川を一望できる絶景が待っています。
ウフィツィ美術館(Galleria degli Uffizi)
世界有数の美術館で、ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」や「春」、ダ・ヴィンチの初期作品、ラファエロやミケランジェロの傑作が並びます。予約必須ですが、芸術の核心に触れる時間は一生の記憶になるはずです。
ヴェッキオ橋(Ponte Vecchio)
アルノ川にかかる中世の橋で、両脇には金細工や宝飾品の店が並びます。夕暮れ時に歩けば、川に映るオレンジ色の光が幻想的で、写真スポットとしても大人気です。

アカデミア美術館(Galleria dell’Accademia)
ここにはミケランジェロの「ダヴィデ像」が展示されています。高さ5メートルを超える彫刻の迫力は、写真では伝わらない生の感動を与えてくれます。
サンタ・クローチェ聖堂(Basilica di Santa Croce)
ガリレオやミケランジェロといった偉人たちの墓所があることで知られる教会。ルネサンスの魂を感じさせる静謐な場所です。
ピッティ宮殿とボーボリ庭園
メディチ家の宮殿として建てられた豪華な建築で、内部には美術館や衣装展示があります。背後に広がるボーボリ庭園は緑にあふれ、観光の合間に散策するとフィレンツェの別の顔が見えてきます。
フィレンツェのグルメ
フィレンツェは「食の都」としても有名です。

- ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ:厚切りのTボーンステーキで、炭火焼きのジューシーな味わいが名物。
- トリッパ(Trippa alla Fiorentina):牛の胃袋をトマトソースで煮込んだ郷土料理。街の食堂で気軽に味わえます。
- ジェラート:フィレンツェはジェラート発祥の地ともいわれ、街中のジェラテリアは必訪。おすすめは「Gelateria dei Neri」や「Perché No!」。
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フィレンツェは、ルネサンスの芸術と歴史、美食が凝縮された街。ロンドンから週末旅行で訪れても十分に堪能できますし、長期滞在すればさらに奥深い魅力に触れられます。芸術に関心のある方も、街歩きが好きな方も、人生で一度は訪れてほしい場所です。