🗨記事の冒頭コメント
ロンドンに来たなら外せない観光地のひとつ、ロンドン塔(Tower of London)。その重厚な石造りの城壁に囲まれた空間は、まるで時が止まったかのような異世界。中世の歴史が色濃く残るこの場所は、見れば見るほど奥が深い…!
🏰ロンドン塔ってどんな場所?

・1078年、ウィリアム1世により建設された要塞。
・その後、宮殿・牢獄・処刑場・宝物庫として使用。
・2025年現在もロンドンで最も人気の世界遺産の1つ。
・年200万人以上が訪れ、英国王室の歴史を肌で感じられる場所。
詳しく見ていきましょう。
ロンドン塔には中世の壁画はあまり残っていませんが、処刑塔としての歴史は深く、特にブラッディタワー(血塗られた塔)は、王位継承を巡る悲劇の舞台として知られています。
ロンドン塔は、単なる要塞や宮殿ではなく、幽閉や処刑が行われた場所として、歴史的な重みを持っています。
ロンドン塔の歴史と処刑塔としての側面:
- 要塞から宮殿、そして監獄へ:ロンドン塔は、もともとウィリアム征服王が11世紀に建設した要塞でしたが、その後、宮殿として使われたり、監獄として使われたりしました。
- 処刑場としての歴史:特に15世紀から16世紀にかけて、王族や貴族を含む多くの人々がロンドン塔で処刑されました。斬首刑が一般的でしたが、中には拷問を受けて亡くなった人もいました。
- ブラッディタワー:王位継承を巡る争いや陰謀の舞台となり、幽閉された子供たちが姿を消したという伝説が残る場所です。
- 処刑された人物:アン・ブーリンやキャサリン・ハワードなど、ヘンリー8世の妃たちが処刑された場所としても知られています。また、わずか9日間王位に就いたジェーン・グレイも、ロンドン塔で処刑されました。
- ロンドン塔の壁画:比較的少ないですが、一部の塔や部屋には、囚人によって描かれた壁画が残っている場所もあります。
- カラス:17世紀にカラスが駆除されそうになった際、占い師が「カラスがいなくなると英国が滅びる」と予言したため、それ以来、カラスは大切に飼われ、ロンドン塔の守り神とされています。
ロンドン塔は、その歴史の中で、栄光と悲劇、権力と陰謀、そして数々の処刑を経験してきた場所です。
👀見どころ・おすすめポイント
🪙クラウン・ジュエル(王冠の宝石)展示室
本物の王冠や宝剣が間近で見られる!早い時間に行くのが◎。
🧑🎤ビーフィーターのガイドツアー(英語)
🕯中世の壁画や処刑塔
「幽霊が出る」と言われる場所も…?歴史とちょっとしたスリルも味わえる。
🍽周辺グルメスポット
🥐おすすめカフェ:White Mulberries(ホワイト・マルベリーズ)
タワーブリッジそばの小さなカフェ。エスプレッソとクロワッサンが絶品。朝の観光前にぜひ!
🍝レストラン:Coppa Club
テムズ川沿いにあるインスタ映えの「イグルー席」で人気。ロンドン塔から徒歩10分。
名物・衛兵「ビーフィーター」によるジョーク満載の無料ツアーは大人気!
ロンドン塔はただの「お城」ではなく、1000年の歴史とロンドンの心臓部を感じられる特別な場所。ぜひ早めの時間に訪れて、ゆっくりとその奥深さを楽しんでくださいね!